グランデュオ駒沢11

自然あふれる駒沢での暮らし

都⼼近郊エリアでありながら、公園や緑が多く存在し穏やかな街並みを持つ「駒沢」。今回の計画地は駅から10 分程歩いた場所の住宅街に位置します。近隣の公園には1 本の「桜」が存在しており、閑静な住宅街の中で静かに、淡く、咲き誇っていました。

自然と調和した暮らし

研究により、⼈々が魅⼒を感じ美しいと感動する対象の多くは「⾃然」であることが明らかとなっています。
しかし、都市化が進む現代では時間を確保して⾃然に浸ったり、植物を称賛する機会が減っている傾向があります。だからこそ本物件では「⾃然を⽇常に取り⼊れる」ことが重要だと考えました。

自然的要素

人々は⾃然界に適応する際の名残で、自然に関連する⾊彩が施された空間を「快適な住まい」と感じやすい傾向が、進化⼼理学により明らかとなっています。
そして⾃然の景観が⼈々にもたらす効果には下記の特徴があることもわかっています。

「⼼理的回復・⾝体的回復・認識能⼒の向上・創造性の促進」

以上のことから、本物件では住戸内から四季を感じられるよう植栽を随所に配置することにより、⼊居者様の暮らしがより豊かになる住まいを提案します。

ダイアグラム

①敷地に対して最大の大きさで建物を建てると圧迫感を感じてしまいます。

②そのため建物を4 分割し、各住⼾が⾓部屋かつ部屋から緑地が⽬視できるよう再配置。
また容積率に余裕があるため共⽤部を大きく確保し、開放感を与えました。

③建物全体に余裕があるため、専有部にもゆとりを持たせました。
また１部屋が40 ㎡〜50 ㎡台になるよう各フロア3 ⼾に調整しました。

やさしい空間

自然の要素を積極的に取り入れることで、より心地よく自然に近い環境を提供することを目指しました。

①素材と色味
物件の各箇所に自然な素材・色味を使用することで、自然を視覚的に取り込めるように工夫しています。
②環境に配慮した製品の使用
リサイクル製品や環境に良い製品を採用することで、建築の持続可能性を高めます。