COLUMN

2022.11.16 2024.03.27 エリア

【Q&A】任意組合型の不動産小口化商品において都心の不動産が多い理由とは?

 

本記事では、不動産小口化商品に関するQ&Aの中から、「任意組合型の不動産小口化商品が都心に多い理由」について解説いたします。

 

投資用不動産を購入する目的は、賃料収入を得ながら出口でなるべく高値で売る、ことにつきます。この目的の達成は何も都心の不動産に限ったことではありません。地方の築古アパートでも厳選して投資すれば実現可能でしょう。

では、なぜ、不動産小口化商品における投資対象物件は都心の不動産が多いのでしょうか?

① 安定した収益が見込める

第一の理由は、安定した収益が見込めることにあります。東京は政治経済の中心であり、日本の人口の約1割が集中していることから常時旺盛な賃貸需要が見込めます。つまり良質な物件・適切な賃料であれば高水準の物件稼働率が期待できます。

② 出口戦略の見通しが立ちやすい

第二の理由は、出口戦略の見通しが立ちやすいことにあります。先に述べた通り、都心部には常時物件の購入需要があります。不動産という高額なものでも、都心の不動産は比較的流動性が高いため、市場の現状を反映した価格で物件の売却が期待できます。

③ 圧縮率が大きくなりやすい

第三の理由は圧縮率が大きくなりやすいことです。地方の物件と比べると、都心の物件の方が物件の相続税評価額と実勢価格に差があることが多いため、都心の物件は圧縮率が大きくなります。圧縮率が大きいと相続や贈与の際に有利となるため、事業者は都心の物件を投資対象とするのです。

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