COLUMN

2018.04.06 2024.03.14 不動産投資

新築一棟不動産投資で店舗あり物件は避けるべき!?

《新築一棟不動産投資で店舗あり物件は避けるべき!?》

→Yes/No 一棟不動産投資の場合、テナント家賃は住宅よりも賃料が高いため、高収益が期待できます。しかし、店舗運営は景気によって左右されやすいため「店舗あり物件はリスクが高い」というのも事実です。

 

リスクヘッジのためにも店舗あり物件は避けるべきでしょうか!?   【フェイスネットワーク代表蜂谷二郎の見解は……】 確かに店舗あり物件はリスクがあります。住宅には景気の良し悪しに関わらず住み続けますが、店舗の場合は景気が悪くなったとたんにクローズしてしまうことも珍しくありません。

 

長期間にわたって空室状態になってしまうこともあります。そうしたリスクを抑えるためには、「なるべく多くの人が集まりやすい商業エリア」を選定することが大切です。

 

駅近くの商店街や、学校、病院など人が集まりやすい場所の近くであれば、店舗付きマンションを考えてみてもいいかもしれません。 以前、世田谷区の人気商業エリア、二子玉川駅から徒歩10分圏内で店舗付きマンションを建設した際、1階のテナント料が坪3万円ほどでした。

 

周辺地域の住居の家賃相場は坪1万円前後ですから、じつに約3倍です。 このように、いい場所を選べば店舗付きマンションはかなりの高収益を上げることができます。 防犯上の理由などから1階は住居として敬遠されがちですが、そこに坪単価が高いテナントが入ると思うととても好都合です。 逆にあまりオススメできないのが、買い物客が集まりにくい住宅街などです。

 

今でこそ、個人消費が上昇気味なのでコンビニなどのチェーン店が借りてくれるかもしれませんが、ひとたび景気が悪くなったら、たちまち撤退してしまう可能性があります。 あえて住宅地などに店舗付きマンションを建てるのであれば、1階を医院やクリニックにする方法もあります。

 

医療機関なら住宅のすぐそばにあるほうが喜ばれるので、テナントへの入居がコンビニに比べると安定しやすい傾向にあります。 以上のように店舗あり物件はしっかりとエリア選定しニーズを把握すればリスク回避ができ安定的な高収益が期待できるので、店舗あり物件を一口に避けるのではなく選択肢に入れることをオススメします。

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